仮定法現在 もし私のケーキ食べたら、怒るからね

仮定法でつまづく人が結構いるようです。たしかに構文を覚えても、どういう時にどれを使えばいいのか分からないですよね?

今日は普通の仮定法(私は条件文とよんでいます)と仮定法現在についてお話します。


仮定法の使い方

仮定法現在の構文
   
If 単純現在形 + 単純未来形


If節:現在もしくは未来に実際におこりうる内容。
帰結節(単純未来形を含む節):if節の事象がおこった結果予想される結末。


以上です。簡単でしょ? 

これじゃ分からないという人も次の文をみると、使い方が分かるはずです。
 
  If I eat everything, I will be full.
  You will get wet if it rain.
  If you eat my cake, I will be mad at you.


これらの話者の視点は、現在→未来に向かっています。
この会話の時点では
まだ、目の前にあなたのケーキがあるんです。これが誰かに食べられる可能性はあるです。その可能性についてif節の中で説明していりるのです。

一方、帰結説は、「今」、もしくは、「これから」If節の事象がおきたら、「おなかいっぱいになるだろう」、「ずぶぬれになっちゃうだろう」、「怒っちゃうよ」とその結果を予測しているんです。


ほらやっぱり簡単でしょ? 

 

それでは、普通の仮定法(私はただの条件文と呼んでいます)とは何でしょうか?

条件文の構文
If 現在形 + 現在形

これは仮定法現在と大きく違うのは、帰結節(If節でないほう)の中で、あなたの予想を聞いてないんですよ。普遍的な事実を言うときにこの構文を使います。
以下のような例があります。

If you want to come, call me before 5:00.
If you heat ice it melts.
If you mix red and blue, you get purple.

訳はAであればB。AならBだろうじゃないですよ。
赤と青をまぜたら、誰がなんと言おうと紫ですよね。