過去の完了形〜過去完了形
昨日に引き続き完了形。今日は過去完了形についてです。
過去完了の形は、Had + 過去分詞
現在完了形の have が had に変わっただけです。
現在完了形のコンセプトが理解できていれば過去完了形はもう8割理解できていると思います。
現在完了形の3つの使い方はなんでしたか?
① 継続 ずっと~だ
② 経験 ~をしたことがある
③ 完了 ちょうど終わった
過去完了もまったく同じです。ただし、現在のことではなくて過去のある時点に注目している点が違うだけです。
上記①~③に「過去のある時点まで」を足してみて下さい。
① 過去のある時点まで、ずっと~していた。
② 過去のある時点までに、~をしたことがある。
③ 過去の有る時点までに、~し終わっていた。
では具体的過去完了形の形をみていきます
① 継続
I had worked in France for ten years when I became 30 years old.
「過去のある時点=30才になった時」に注目した文です。
30歳になった時、私はフランスで10年間(ずっと)仕事をしてきた。
この文章の主節部分を I worked や I have worked などとは決してできません。
② 経験
I had visited Disney Land Tokyo three times before I went to Disney Land in Hong Kong.
こちらはどうでしょうか?
「行ったことある」といっているんですよね。だけで現在までに行ったことあるのではなく、「過去のある時点=香港のディズニーランドに行った」時のことに注目しており、
それより以前に3回東京ディズニーランドに行ったんだといっているわけです。
③ 完了
He had gone to bed when I arrived his house.
家についた時に、すでにベッドに行ってしまっていた。
ようするに、私が彼の家についたときに、彼はすでに寝ちゃってた。ということです。
過去完了形は、何度も言いますが、過去のある時点に注目しているんですよね?
ということは、文章の中にその「過去のある時点」を示す副詞句や副詞節が出てきます。
たくさん問題を解いて、過去完了形をマスターしてくださいね。